ライター kimi kimi

Vol.12 「チャクラが開くってどんな?」

kimi よく「チャクラが開く」といいますが、一般的にはそのチャクラのエネルギーの高まりを感じ、そのチャクラに関係する感受性や生理的な働きや活動性が高まることだと思います。 でもなぜ「開く」というのでしょう。 「開く」でイメージされるような一瞬にして得るような感覚は、これまで私もあまり理解できませんでした。 ヨーガをやっていると次第に感受性や生理的な働きや活動性が高まってきますので、徐々に能力が開花してくることを言っているのだと思ってきました。 私の知る範囲でのラージャ・ヨーガの世界はとても現実的なので、「チャクラが開く」という言葉を使うと「まやかし」的なイメージで受け止められ、疑わしい、冷めた目で見られる感じがあります。 それはラージャ・ヨーガが修行の積み重ねによって「きづき」得ていくものであり、その日々の修行で積み重ねてきた「きづき」の総合延長線上に、「『全て』を実感として悟る」という大きな目的が実現できると考えるからでしょう。 一瞬で得られるような楽な『悟り』は「まゆつばもの」という訳です。 私もラージャ・ヨギーニの一人。 自らが実感として納得したものでなければ信じることができません。 しかし、先日、ヨーガマットケースを作っている最中に脳内にフワーっとした感覚が広がっていくのを感じて、「あ、これがチャクラが開くという感覚なのかな」と直感的に思ったのです。 たぶん「楽しい」という感情から引き出された、脳内ホルモンの分泌の瞬間だったのではないかと思いますが、それによって「開く」という感覚を、実感として理解したのです。 同じような感覚は、誰でも経験されたことがあるでしょう。 広大な自然と同調したとき、露天風呂に入っている時など、はっきりと知覚できるあのフワーっとした恍惚感です。 考えてみれば、チャクラと分泌腺の位置はほとんど一致していると思います。 サハスラーラチャクラ&アジュニーヤチャクラ≒脳下垂体 ヴィシュッダチャクラ=甲状腺 アナハタチャクラ=胸腺 マニプーラチャクラ=副腎や内臓器官による分泌 スヴァディシュターナチャクラ&ムラダーラチャクラ≒卵巣・精巣 したがって、現代医学で言うホルモンの分泌される感覚、ホルモンの分泌によって高まる生体機能の高まり、それによる活動能力の高まりを、古代のヨーギーたちはチャクラのエネルギーの高まりとして表現したのではないかと思います。 自律神経に関しても同じようなことがありますね。 現代医学で言うところの交感神経と副交感神経のバランスは、ヨーガで言えば太陽のエネルギーと月のエネルギーのバランスに置き換えることができます。 脳内ホルモンの分泌感は分かり易いですね。 胸腺の分泌感もなんとなくわかるような気がします。 でも、その他の部分はなかなか分かり辛いですね。 しかし瞑想や浄化法、制感などの訓練をしていけば、直感や微細な感覚を知覚する能力が高まってきますので、他の分泌腺の活性化した状態も知覚することが可能になるかもしれません。 しかしそれは修行の先に自然に体得されること。 理解や実感なしに「チャクラが開く」という言葉だけ多様するのは如何なものかと思います。 抽象的な言葉ほど使い方に気をつけなければなりませんね。
ライタープロフィール
こんにちは、kimiです。熊本でヨーガ講師をしています。専門はラージャ・ヨーガとヨーガ・セラピー。まだまだ私も勉強の身ですが、私が学んだヨーガに関することや、ヨーガクラスで話した内容などをコラムに書いていこうと思います。ブログも見てくださいね☆
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