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IYCレポート

IYC(インターナショナルヨガセンター)

こんにちは、ヨガステレポーター森田です。
今回のスタジオレポートは先月の体験レポートに引き続き、IYC(インターナショナルヨガセンター)のケンハラクマさんへのインタビューです。
ケン先生は、日本人で初めてのアシュタンガヨガ正式指導資格取得者で、名実共に日本におけるアシュタンガヨガの第一人者です。

IYC のコンセプト・他のヨガスタジオとの違い

アシュタンガヨガ
ケンハラクマ先生です
ヨガステ:IYC のコンセプトはどんなものですか?
ケン先生:ヨガってどんなもの?みんなにヨガを楽しんでもらう為にはどうすれば?という想いから、「ヨガをライフスタイルに取り入れてもらう」ということをコンセプトに、13年ほど前IYCはスタートしました。
一番最初の時点では、いろんな人がいろんな形で自由に参加できるオープン雰囲気になるように意識していました。
決して閉鎖的なものではなく、いろんな観点からヨガは役に立つことを知ってもらう為のスペースとして始まりました。

ヨガステ:他のスタジオとの違いはどんなところですか?
ケン先生:あんまり他のスタジオがどんな状態かというのは知らないので一概には言えないところですが、個人的に感じるのは、ヨガに対するアプローチのしかたではないでしょうか。
他のヨガスタジオは、スポーツクラブでのエクササイズの延長線上のものとしてヨガを取り入れていたり、マッサージやアロマなどリラックス・ストレス解消という面からヨガを取り入れたりといったアプローチをしています。
それに対して私たちIYCは、ヨガの本質ってなんなの?というところから始まって、それを探るツールとして様々なヨガのスタイルがあるのです。
そのあたりのスタートラインが独特なところですね。
何よりも、楽しめて、ライフスタイルの中に取り入れられて、少しでも前向きに楽しく生活できるということが、大切なことです。
アシュタンガヨガ
イベントなどに使用するホールです

アシュタンガヨガ
スタジオのエントランスです
ヨガステ:どのようなことを意識してヨガを教えていますか?
ケン先生:ヨガを教えているという意識はあまりありませんね。
自分の練習で吸収したものを、スタジオで他の人にいかに伝えるかということも含めて練習だと思っています。
まずは自分の体で練習することで、体が頭と繋がります。
そこに第三者が含まれると、自分の体と頭の体験を自分以外の人に伝えるということが必要になります。
それが伝わったときには、自分の中で体と頭が繋がったように、一つの空間を通じて自分と相手のヨガが結びついて高まります。
そのようなヨガの本質というものを意識しています。
自分の練習を深めていく場としてそこに相手がいるというのがIYCですので、教えているという意識はありませんね。

ヨガを始めたきっかけ

ヨガステ:どうしてヨガを始めたのですか?
ケン先生:昔、将来について悩んでた時期があって、20代後半ぐらいに自分は何をやりたいのかという想いが常にありました。
ビジネスマンとしての仕事を一生続けるのか悩んでいた時期に、アメリカでヨガの先生に出会ったり、クラスに参加したりして、自分でもヨガを始めたんですが、気がついたらいつの間にかどっぷりとヨガに浸かっていました。
もともとサーフィンが好きだったのですが、サーフィンとヨガは相通じるところがあるんです。
バランス感覚や自然と溶け合うといったところが自分の感覚にフィットしていたんですね。
アシュタンガヨガ
レッスン中

アシュタンガヨガ
ヨガステ:ヨガを始めて変わったことはありますか?
ケン先生:ヨガの練習をすると意識が敏感になるんです。
ヨガは頭と体を繋げるということを重視するので、「今自分の体はどうなっているのか」ということを頭で感じ取りやすくなり、意識が目覚めて敏感になるんです
たとえば、ポーズをしていると、膝がこっちを向いている、足が開いている、肩が緊張している、という体の感覚を頭が感じ取るようになります。
見えないものを意識で感じようとする練習をたくさんするので、本来ヨガをするところでは鏡がありません。
壁に鏡がかかっているようなところは、意識が外側に向かってしまうので、外側の「形」にとらわれやすいんです。
フィジカル面でのエクササイズとしてのヨガをしているところでは、壁に鏡があるところが多いようですね。
ヨガとは本来一つの方向にまとめていこうとするものですから、そのためには意識を内側に集中させるような練習をしたほうがいいんです。
鏡というものは映したものを正しく表してくれないんです。

頭と体を繋げる

鏡の表面にかすかな歪みがあるだけでも、本来の姿を100%映してはもらえません。
スピルバーグのインナースペースという映画がありましたが、ちょうどあの映画の感覚と同じですね、
体の内側に意識を向けながらポージングをとっていくと、自分の姿の感覚が外からではなく、内側から伝わってくるんです。
たとえば、「足のつま先を見てください」と言われたときに、目でつま先を見るのではなく、体の感覚としてつま先の状態を感じることができるようになれます。
それがおもしろいところですね。
この内側からの感覚を感じられないと、エクササイズの域を脱することはできません。
「汗をかいて気持ちよかったね」で終わってしまいます。
ヨガで頭と体を繋げるということについて、例えばこういう話をすればわかりやすいと思うのですが、頭ではこうしたいと思っても、実際には行動に移せない人がいます。
それはヨガの考え方では、頭と体がうまく繋がっていないというように考えられます。
そこで、頭と体との間の連絡がうまく伝わるように結びつけることで改善していくのがヨガなんです。
ヨガのいろんなポーズはそこに向かうためのプロセスという位置づけです。

アシュタンガヨガ
ヘッドスタンディングです
ヨガステ:IYCのお客様の男女比や年齢層はどのようになっていますか?
ケン先生:男女比率は2:8で女性の方が多くなっています。
年齢層は20代前半の方が最近は多くなってきています。
一番多い層は20代半ば〜30代前半で、上は40歳ぐらいまでですね。
インストラクターの方でも受けにこられるのですが、そのレベルの方の中には40歳を越える方もいらっしゃいます。

ヨガステ:インストラクターの方もこちらに来るんですか?
ケン先生:そうですね、ここはインストラクターの方が数多くヨガを習いにいらっしゃるんです。
ここでヨガを習った人が日本全国で今、ヨガを教えているんですよ。
IYCだけで今はインストラクターが70名ぐらいですね。

ケンハラクマ先生からの一言

ヨガステ:最期に一言お願いします!
ケン先生:どんなレベルでも、どんなアプローチでもいいので、自分の意識の中で「ヨガを始めたい」と思った人は、今すぐにでも始めましょう。
体が硬いとか、時間がないとかそういうことは気にしないで大丈夫です。
たとえば、体が硬い人だと前屈したときの頭から足までの距離が長いですよね。
目標までのプロセスは長いけど、そのプロセスを楽しめばいいんです。
体が硬い人でも、お年寄りでも、どんな人でもヨガはできますし、ヨガにむいているんです。
ヨガにむいてないのは、怠け者の人だけですね。
ヨガは続けることが大切です。
アシュタンガヨガ

あとがき

インタビューでは、IYCのことだけではなくヨガをする理由など、思いがけずヨガの深みに触れることができました。
本物のヨガに触れたいかたは、ぜひインターナショナルヨガセンターでヨガを受けてみましょう!

レポーター:森田

店舗名 IYC(インターナショナルヨガセンター) 荻窪スタジオ
住所 東京都杉並区荻窪5−30−6
TEL 03-5397-2741
最寄り駅 JR中央線 荻窪駅 もっと詳しく

 

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