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ガーレトレックス SHANTI さん

全身オイルマッサージ「アビヤンガ」

健康ブームの昨今「アーユルヴェーダ」という言葉を耳にする機会も多くなってきているのではないでしょうか?
サンスクリット語で『生命の科学』。ご存知インドの伝統医療です。
パンチャカルマという5つの方法による体内浄化法が有名ですが、これらは経験と知識を持ったドクターの下行われる療法です。
このパンチャカルマに入る前に処理を行うことで、よりその効果を高める毒素排出の準備段階が「プルヴァカルマ」。
日本のアーユルベーダエステサロンやマッサージセンターで主に行っているトリートメントはこちらの「プルヴァカルマ」です。

先日から数種類ある「プルヴァカルマ」の実習に入りました。
初日は全身オイルマッサージの「アビヤンガ」。
指導はインドはケララ州よりやってきたアヌさん。
生徒は私とネパール人男子の2名。ボディーモデルとしてヨガの先生を借り出してきました。本当は男女別で行うもの。全裸同様の男性を全身オイルマッサージするのは初めての経験ですが、何事も勉強、勉強っと。
オイルは通常その方の体質に合わせごま油などに数種類のハーブをブレンドし、人肌に温めたものを使用します。今回は練習用の市販のアーユルヴェディックオイルを利用。

まずは両者合掌し、プラクティショナーは手のひらに置いたオイルに祈りを込め、そのオイルをクライアントの頭頂、眉間、鼻の頭、両掌、両足裏につけて開始します。
一様にやって見せてくれると同時に、メモを取ります。
見ている限りは簡単そうですが、いくつかのテクニックを用い、仰向けの下肢だけでも13のステップがありまして、とても覚え切れません。
私の番がやってきました。
「……えーっと、あのぉ〜、早速わかりません(;-;)」
同じようにやってみても「ナイ、ナイ、ナイ(No,no,no)」と正されながら。
モデルさんの方が先に手順を覚えてしまいまして、逆に教えてもらう始末。

アーユルヴェーダにも「マルマ」と呼ばれる「ツボ」のようなポイントがあり、「アビヤンガ」でもいくつかの「マルマ」を意識しながら流れるようにタッチングしていきます。
この「マルマ」についてはあまり知られていませんがエネルギーの流れ(チャクラやナディ)とかかわっており、ヨガ的治療にもつながってくると聞きます。
「アビヤンガ」はプラクティショナーにとってかなりハードな施術です。汗は出るわ、息は上がるわ。
受け手の方はといいますと、手馴れてない生徒に触られると「キャラキャラキャラ!」とくすぐったがってしまうのですが、こちらがコツとリズムを掴んだ頃にはだんだと心地よくなってきて昇天していくのでした。

このマッサージによりオイルが皮下に浸透し、体の中の未消化物(毒素)を動かしていきます。
効果としては老化防止、若返り、老廃物の排出、皮膚の強化、また血行を良くし代謝を高めること。ストレスの軽減、不眠などに。また体の細胞の奥に隠れているネガティブな感情にまで作用しほぐしていくのだそう。
そのためにはプラクティショナーも単なる作業としてではなく、体のサインやエネル
ギーを感じ取り、クライアントの精神状態にも気を配り、寄り添いながら「最大限の癒
し」を供することが必要のようです。

「アーユルヴェーダで定義される不老長寿とは、単に長生きすることだけではなく優れた人格を形成し、自分も周囲も幸福に導きながら有意義な人生にしていくことなのです。」
おぉ〜〜、すばらしき哉、インド伝承医療!



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