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cita_cita(チタチタ)さん
Vol.7 ヨガを通して見える自分
ヨガをしている最中、自分の性格がものすごーく見えて来る瞬間がある。
最近思ったのは、逆立ちを練習しているとき。壁に向かってやっていたのだけど、もちろんすぐにはできない。で、必然的に何度もチャレンジすることになるのだけど…
例えば、先生に自主練習の時間として3分間与えられたとする。この3分をどう使うかは個々に任されている。ある人は、難なく1回目で成功し、少し休んでまた1回と自分のペースでトライしている。でも1回でできない場合、じっくりと手元を定め、姿勢を確認して呼吸を整え、慎重にチャレンジし、それでだめならまた最初から慎重に気持ちを統一してからもう1回…という人がいる。かと思えば、最初の数回こそ同じように慎重にやるのだけど、だんだん準備がおざなりになり、気持ちも焦って1回、またすぐ1回というふうにやってしまう人もいる。私は明らかに後者のタイプ。
与えられた3分間でゆっくり慎重に10回トライする方法と、とにかく回数をこなせば成功するはずと20回トライする方法がある。 ”自分はかつて小学生の頃倒立ができたんだから、今も「やればできる」はずだ”とムキになって1回でも多くトライしようとする。日本の悪しき風習「1000本ノック」と同じように、ただ一生懸命、やみくもにぶつかり続ければいつか道は開けるという発想。
でもちょっと待って。この、何度も焦りながら「次、まだ次」と必死で床を蹴り上げる時の自分は明らかに平常心を欠いていて、ヨガの精神とは遥か程遠い場所にいる。で、ふと気が付いた。「答えを急ぎすぎる」「できないことは努力がたりないせいだと思い込むところ」「焦るとじっと落ち着いて考えることが出来ず、とにかくムダに動き回ってしまうところ」、これらは全部私の欠点なのだけどまさにこの時の自分の行動そのものじゃないか。このパターンに陥ったとき、自分は絶対成功した試しがない。準備不足でバランスを崩してケガをするのはきっとこういう時なんだ。あぶないあぶない、気をつけなくちゃ。
私のヨガの先生が言っていた。「体を痛めてまでマスターする価値のあるアーサナなんてひとつもない。脚が蓮華座に組めなくたって、倒立できなくたって幸せに生きていける。」そう、その通り。この言葉を心に留めておこう…。
皆さんは、ヨガをしている最中にどんな自分が見えますか?
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