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Junaさん

「Yoginibeautyの法則」 〜ヨガで夢を叶えた私〜

呼吸は心の処方箋

悩みを抱えた時、答えをどうやって探しますか?誰かに相談して、話すだけ話して、すっきりさせますか?それとも、ひとり抱えて、時が解決してくれるのを待ちますか?悩みを抱えた時は、心も重くなります。悩みの発端となったその出来事じたいよりも、まずはその重たい心をすっきりさせると、悩みの答えもみえてきます。
さて、今回のテーマは、ヨガでは重要視されている呼吸が、心の処方箋になるということです。悩みを抱えた時、呼吸がどのように心を助けてくれるのか、お伝えしてまいります。


 悩みを抱えた時には、どうしたらよいか誰かにきいたり、話したくなると思います。でも、どうしたらよいかその答えは、すでに私たちは知っているという事、信じられますか?「こんなに悩んでいるのに、もうその答えを知っているなんて、どうして?!」と、思われるかもしれません。でも、私たちの内側という深い部分では、すでに知っているのです。誰かの言葉を通して、すでに知っていた自分の答えを耳にした時、自分のことをわかってもらえたような気持ちを相手に抱くのは、自分の中にある答えを、その人の言葉を通して確認しているからです。悩んでいる時に、誰かに何かを言われて安心感を抱くのは、そのような理由もあります。
 でも、皆が皆、自分の心の中の答えと、同じことを言葉にしてくれるとは限りません。違った考えを耳にすると、落胆することもあると思います。深い部分では、すでに答えを知っているのに、違った答えを他者に言われるから落胆してしまうのです。その落胆は、悩みを抱えている時には、さらに心が疲れる原因にもなりかねません。ですから、多くの方に話せば話すほど、疲れるという事になってしまいます。


 すでに答えを抱えているのに、外に探し求めるのは、手の中にある宝物に気づいていないことと同じです。その答えに、自分自身で気づく簡単な方法があります。それは、あなたが落ち着いている時です。
 悩んでいる時は、思考が常にまわっている状態になります。さらに、不安という心も動員されると、まだ起きてもいない架空の出来事を想像しはじめ、悩みの状態はさらに増すばかりです。その状態を、まずは少しでも止めてあげなければなりません。なぜなら答えは、まわり続ける思考や、不安からくる想像を生み出す表面的な心にあるのではなく、深いところにあるからです。そこを表に出して、意識で読み取るには、落ち着いた状態を自分自身に整えてあげないと、気づけないのです。


 落ち着いた状態を、自分自身にもたらす簡単な方法は、呼吸です。呼吸を整えるだけで、落ち着いた状態を心身に生み出せます。さらに呼吸の良いところは、どこでも場所を問わず、必要だと感じたらすぐに行え、その場で心身に効果を発揮できることです。
 心身ともに落ち着いている状態の呼吸は、非常に穏やかです。安心して寝ている赤ちゃんをイメージしてみて下さい。その呼吸には、「スヤスヤ」「スースー」という表現が似合いますね。赤ちゃんの思考は、成人した大人のようにはまだ動きません。ですから、不安からくる想像を生み出すこともない代わりに、穏やかな呼吸をしています。その状態と同じようになっているところを、自分自身に想像しながら呼吸をしてみるのです。

 
 まわり続ける思考に、自分の心が振りまわされていると気づいたら、意識を思考ではなく呼吸に向けてみて下さい。そして、まずは口から大きく、息を「ハァ〜っ」と深く吐きましょう。深く酸素を吸い込む前には、一旦大きく吐いてあげると、その次に入ってくる酸素がより深くなります。深く息を吸えない感じがあれば、深く吸えるようになるまで、「ハァ〜っ」と吐いてあげると楽になります。吐き切るだけ吐くと、どんどん息が吸えるようになっていきます。
酸素が体に入ってくるのを感じてきたら、鼻呼吸にかえていきます。口から吐いていたのを、吐くときも鼻から吐いていくのです。吸うときも、もちろん鼻から吸います。
 次に、吸う方に向かっている意識を、吐く方に向けていきます。「吸ってー、吐いてー」の循環ではなく、「吐いてー、吸ってー」のリズムで呼吸を続けていきます。呼吸が楽になってきたら、吐く息を少しずつ長くしていきましょう。すると、少しずつ落ち着きの領域が、心に生み出されてきます。深い呼吸で体が落ち着いてくると、それに連なり心が落ち着いてくるからです。なぜなら、体と心はつながっていますから、まわり続ける思考を止められず、心が落ち着かなければ、先に体の方を落ち着かせてあげればよいのです。


 赤ちゃんの呼吸を想像しながら、呼吸を続けていきましょう。赤ちゃんの体のように、力を抜いて呼吸をしてみます。呼吸の動きで、体が自然にリズムをとっているのを感じられると思います。肩を力ませ、勢いをつけて吸わず、静かにそっと呼吸をすると感じられます。あなたの体の中には、赤ちゃんが寝ていると思ってみて下さい。その赤ちゃんを、急な呼吸で起こしてしまわないように、静かに優しく、ゆっくり呼吸を続けてみましょう。
 その隙に、まわり続けていた思考が頭の中に入ってきたら、吐く息で消していきます。また入ってきたとしても、大丈夫です。吐く息で消す。これを続けて下さい。体と心が同じように落ち着けば、まわり続けた思考は、退散していくはずです。まわり続ける思考は、落ち着かない心身とつながっています。そのつながりを断ってしまえば、入ってくる隙もなくなるでしょう。
 こうして落ち着いた状態を心身に生み出した時に、表面でまわっていたネガティブな思考や、架空の想像が頭から離れていきます。すると、深い領域に潜在されていたあなたの「本当はどうしたいか」という答えが、意識の中に浮き上がってくることができるのです。


 心は目には見えないけれど、いつも私たちと密接している関係です。そして、この心が傷つけば、私たちは心ばかりではなく、全身全霊で傷つくことにもなるくらい、深くつながっています。もし、この傷ついた心を取り出し、優しく撫でて癒してあげることができるなら。泣く子供を撫でて癒してあげるように、心にもそうしてあげることができれば、こんなに傷つかずにすむのではないかと思いませんか?ですが、心の正体は目で見ることも、触れることもできません。治癒の仕方がわからずに、傷ついたままの心は、誰にでも経験があると思います。


私自身も、心が傷ついたまま野放し状態で生きてきました。それは、心身ともに良い状態とは言い難く、傷ついた心は、次から次へと同じ心を引き寄せます。そんな苦しい時に、呼吸という存在を知りました。現在では、様々な呼吸法が生み出されていますが、シンプルに吐く息を長くして、赤ちゃんのように穏やかな呼吸をイメージして行っているだけでも、心身にもたらす効果は十分に感じられます。心が少し楽になり、まわっていた思考から解放されていくのを感じられることでしょう。

真実は雲泥の底にある、というブッダの言葉の通り、私たちの本当の答えも深い領域にあります。ですが、ネガティブな思考がまわり続けていたり、架空の想像に心が脅かされている限り、本当の気持ちを知ることはできません。真実がそれらに隠されてしまっているからです。
呼吸で心身を落ち着かせ、表面にある思考の雲を払いのけましょう。真実という本当のあなたの答えに気づくのは、心の表面にある思考から解放され、心が楽になった時です。
心のヒーラーは、他の誰でもない、あなた自身です。それを忘れないでいて下さい。あなたの心のために。



ライター:Junaさん

自己紹介
はじめまして、Junaです。私は、自らの夢を叶えて生きる生き方を通して、ヨガをお伝えしています。夢の途中は紆余曲折ですが、それもこの心次第。この心とどう付き合い、どのように逆境を乗り越え、明るく美しく、幸せに夢を叶えていくか。幸せに夢を叶える法則を、皆様にシェアして生きることが私の人生です。Om shanti







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